日別アーカイブ: 2021年11月18日

月島もんじゃとフレンチ・モスコミュール。

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

日差しは強くても風が冷たく感じるこの季節。

昼夜の温度差が激しいので着る物に困ってしま

いますよね。さて、冒頭を飾った画像の通り、

今回は月島にお邪魔して、もんじゃストリート

を探索して参りましたので、ほんの少し、

もんじゃ焼きについてお話させて頂きます。

皆さん、もんじゃ焼きはどれくらいの頻度で

召し上がりますか。大抵の場合、お好み焼きと

合わせて頂く事が多いでしょうか。私にとっての

もんじゃ焼きはツマミです。そもそもこれで腹を

満たそうとは考えていないので、具材については

ツマミになりそうな物なら何でもといった選び方

になります。小さなヘラでおこげを剥がしながら

ちびちびと頂くもんじゃは、酒の友としても

最適です。ビール、酎ハイ、ハイボールにワイン。

日本酒も冷、燗問わずに楽しめます。そもそもが

駄菓子ですから、ジャンクフードとして考えれば

より一層、酒のアテとして楽しめるのです。

さて、今回お邪魔したのは、路地裏もんじゃの

店。もん吉さんです。私、路地裏を歩くのが趣味

でして、たまさかに通りかかったところ、どうやら

有名店だったようで、著名人の写真が壁面いっぱい

に飾られていました。ですが、こちらを選んだ

最大の理由は喫煙が可能であったからなので

悪しからず 笑 もんじゃはツマミ。酒を呑みに

来たので、煙は欠かせません 笑

この日はもんじゃのみの注文になりました。

月島くんだりでお好み焼きもないだろうと、

もんじゃを数品。画像は土手鍋風牡蠣のもんじゃ。

焼く事に疲れて店の方に頼んでみれば、大粒の

牡蠣が二つ。画像に収める前に木っ端微塵に 笑

土手鍋風なので味噌が利いている訳ですが、出汁と

相まって深みのあるいいお味に。調味料は一切

使わずに、満遍なく混ぜ合わされた牡蠣に舌鼓を

打ちました。

もんじゃに満足してからはふらっとスタンディング

バーへ。今回はアトリエバー ティンさんへ

お邪魔しました。

シンプルで飾り気のない店内は私好みです。

こちらでアイラモルトのハイボールのあと、つと

メニュー黒板に目をやると、フレンチ・モスコ

ミュールとありました。聞き慣れないカクテル

だったのでマスターさんへ尋ねてみると、

門前仲町や月島でここ最近推進しているカクテル

で、ブランデーベースのモスコミュールであると

の事。モスコミュールはモスクワのラバという

意味があり、モスコはモスクワですから、

ロシアの名産であるウォッカがベースになります。

ブランデーはフランスの名産ですから、フレンチ・

モスコミュールとなった訳です。

モスコミュールの定番である銅製マグカップに

生生姜が爽やかに香ります。ブランデーが

ベースという事で、ライム果汁からレモン果汁へ

変えてありますね。これはコストも含めて妥当で

あるといえます。ブランデーのカクテルはどうして

も少し高額になってしまうので、多くの方に提供

しにくいからです。皆さん、ライムって高いんで

すよ。ご存知でした? 笑 それに、ブランデーに

はレモンの方が合います。辛口のジンジャーエール

と生生姜の相性も良く、バランスの取れた

とても美味しいカクテルでした。ご馳走様でした。

という訳で───。

フレンチモスコミュ-ル  ¥1,300

当店も勝手に仲間入りする事に致しました 笑

これまでモスコミュールの生姜はジンジャー

シロップに頼ってきましたが、これからの寒い

時期に向けて、更に生生姜を加えてのご提供と

なります。生生姜は寒さが続く間はホットカクテル

としてもお出ししていますので、皆さんも是非

お試しください。

さて、今回は月島に赴き、まったくタイプの

違う店をハシゴしました。この日、私は酷く

二日酔いだったのですが、迎え酒としては上々の

仕上がりでした 笑 では、また、、

ゆっくり渡ってください^^