月別アーカイブ: 2023年1月

マイ フェイヴァリット カクテル。

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

雪が降るとか降らないとか。東京で雪は、今どき

子供でも喜びませんので勘弁して欲しいですよね

笑 さて、寒い日が続きますと暖かいカクテルが

欲しくなりますよね。今年もまた、ホットカクテル

が恋しい季節。定番のアイリッシュコーヒーと、

ヴァンショー(ホットワイン)は欠かせませんね。

今年のホットワインは、カシスリキュール、ハチ

ミツ、生姜のスライス、八角、シナモン、カット

オレンジにブルーベリーを加え、サッと火にかけ

てアルコールを飛ばしてからお出ししますので、

アルコール度数は低めになります。ヨーロッパで

は定番のホットカクテルですね。苦手な副材料が

あれば除きますので、お気軽にお申し付けくださ

い。

そしてこちらはダニエル・クレイグ版007シリ

ーズで慣れ親しんだヴェスパーマティーニに新た

な風です。そもそも、ヴェスパーマティーニには、

ゴードンジン、ウォッカ、キナ・リレというトニ

ックワインが使われていましたが、キナ・リレが

終売となったあとは、後継銘柄であるリレ・プラ

ンを使用するのが当たり前になっていましたね。

私が最近気に入って使っているのが、画像にも

あるように、キナ・アエロ・ドールというアルコ

ール度数18パーセントのキナのリキュールです。

キナの独特な苦味と甘さがあいまったこのリキュ

ールを使ったヴェスパーマティーニは、原案で

あるヴェスパーマティーニを彷彿とさせます。

ただ、今まで代用されていたリレ・プランも実は

代理店がかなり前から手を引いていますので、

現在出回っているものは、並行輸入品となります

から、いつ飲めなくなるかわかりません 笑

味わいとしては、かなりの差異がありますので、

ヴェスパーマティーニヘビーユーザーの方々は、

気分で使い分けるとよろしいかと思います。

以上二点。最近のお気に入りカクテルでした。

是非お試しください。では、また、、

ここ最近の入荷。

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

毎年成人の日が終わると途端に一年が動き始め

ますよね。バタバタしておりますが、ここ最近の

めぼしい入荷のご紹介です。まずは日本限定の

銘柄を三つ。

グレンファークラス・カスクストレングス12年

。こちらは3000本限定ということで、入荷

に至りました。グレンファークラス特有の直火

焚き蒸留から成る芳ばしさと、フィニッシュだけ

ではなく、100パーセントオロロソシェリー

の樽で熟成させた旨味に付け加え、本銘柄はカス

クストレングスで仕上がっておりますので、それ

らの恩恵をそのまま味わうことが出来ます。グレ

ンファークラスのカスクストレングスといえば

105が有名ですが、本銘柄は日本限定な上に

3000本のみのリリースですからね。いつでも

飲めるというわけではございません。105は

そのプルーフ表記にもあるように、アルコール

度数は60度となっています。対して、本銘柄

は57,6度と多少低めですが、咽頭にグッと

くる飲みごたえと旨みはけっして劣るものでは

ありません。是非一度、ご用意出来るうちに

お召し上がりください。

続いてはこちら。スモーキースコット・カスク

ストレングス。こちらも日本限定の銘柄。中身

はカリラの5年で、バーボン樽での熟成が施され

ております。入荷から少し経ちましが、お客様

からの評価も悪くありません。若いカリラは私

好みではあるのですが、とにかくパンチ力があり

ますね。アルコール度数は58,2パーセントと

、カスクストレングスとしては並の高さなのです

が、ボリュームのあるピートスモークがブラック

ペッパーやジンジャー。あるいは柑橘の苦味で

しょうか。そのような類いを引き連れて一気

呵成に襲ってきますね 笑 なぜこれが日本限定

なのか、その経緯を知りたいです 笑 刺激的

なウイスキーをお求めならば、きっと期待に応え

てくれるでしょう。こちらは数量限定とは聞いて

いませんが、お早めにどうぞ。

更にこちらはグレンアラヒー10年 キュヴェ

カスクフィニッシュ。こちらも日本限定です。

5つの異なる原酒をヴァッティングしたヴァッテ

ドモルトですね。オロロソシェリー、ペドロヒメ

ネスシェリー、マルサラワイン、グラッタマッコ

社のワイン、ヴァージンオーク。これらの樽で

それぞれ熟成させた原酒をヴァッティングした

日本限定のグレンアラヒーです。日本のユーザー

層の好みを考慮してブレンドされております

ので、ジャパニーズウイスキーを好む大抵の日本

人は満足するテイストとなっております。アル

コール度数は48度と、少し高めに設定されて

いるのですが、これが絶妙です。ブレンドされて

いる原酒の内容からして結構な甘さを持つウイ

スキーであるのは推して然るべしなのですが、

アルコール度数を少し上げることで風味が若干

ドライになるので、くどくない甘味が完成して

いるのです。美味しいですよ。葉巻にもよく

合います。是非。

そしてこちらはギィ・ピナール コニャック・

ファンボア・セレクション B IO。コニャック

ブランデーですね。ただ、コニャックブランデー

でファンボアを名乗ることは珍しいです。ファン

ボアとは、コニャック地域の一区画の名称です。

コニャック地域はワインでいうところのテロ

ワールと同様に、土壌や小気候によるブランデー

の製造定義に基づいて、6つのエリアに分けられ

ているのですが、ポピュラーな銘柄はほぼ、汎用

性の高いグランドシャンパーニュエリアで作られ

ています。ファンボアのエリアは早熟なブランデ

ーを作るのに適しているため、基本的には、ブレ

ンド用ですね。スコッチウイスキーに例える

なら、グレーンウイスキーに相当するでしょう。

ジャパニーズウイスキーなら、知多がそれに当た

ります。元々ブレンドに使われることが多く、

早熟なブランデーだけに、その味わいはライト

です。しかし、ギィ・ピナールは無農薬で丁寧に

葡萄ジュースを作っておりますので、葡萄の風味

が非常にジューシー。以前、これはもう随分と

昔になりますが、日本人が大好きなコニャック

ブランデーのハウス(蒸留所)。ポールジローが

売り出したグレープジュースがありました。この

ジュースは現在でも製造、販売しております。

ギィ・ピナールはこのポールジローのグレープ

ジュースを彷彿とさせるほどにジューシーです。

もちろんブランデーですから、アルコール分が

加わることで甘さは控えめになりますが、まあ、

簡単に言ってしまえば、ライトなポールジローと

いったところでしょうか。コニャックブランデー

の割に安価でご提供出来ますので、是非お試し

ください。

さて、今回はこのあたりでしょうか。どれも

日本人好みの銘柄ですので、満足頂けるかと

思います。では、また、、

明けましておめでとうございます。

 

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

新年が明けましたね。今年はうさぎ年ということ

で、うさぎの上り坂といいますか、兎にも角にも、

感染症の収束を祈願しつつ、前に進んでゆく所存

です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げ

ます。

ところで、今週末の連休の営業日ですが、8日

(日曜日)は営業致します。9日(月曜日)が

休業日となりますので、ご留意くださいませ。

では、また、、