皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。
日差しは強くても風が冷たく感じるこの季節。
昼夜の温度差が激しいので着る物に困ってしま
いますよね。さて、冒頭を飾った画像の通り、
今回は月島にお邪魔して、もんじゃストリート
を探索して参りましたので、ほんの少し、
もんじゃ焼きについてお話させて頂きます。
皆さん、もんじゃ焼きはどれくらいの頻度で
召し上がりますか。大抵の場合、お好み焼きと
合わせて頂く事が多いでしょうか。私にとっての
もんじゃ焼きはツマミです。そもそもこれで腹を
満たそうとは考えていないので、具材については
ツマミになりそうな物なら何でもといった選び方
になります。小さなヘラでおこげを剥がしながら
ちびちびと頂くもんじゃは、酒の友としても
最適です。ビール、酎ハイ、ハイボールにワイン。
日本酒も冷、燗問わずに楽しめます。そもそもが
駄菓子ですから、ジャンクフードとして考えれば
より一層、酒のアテとして楽しめるのです。
さて、今回お邪魔したのは、路地裏もんじゃの
店。もん吉さんです。私、路地裏を歩くのが趣味
でして、たまさかに通りかかったところ、どうやら
有名店だったようで、著名人の写真が壁面いっぱい
に飾られていました。ですが、こちらを選んだ
最大の理由は喫煙が可能であったからなので
悪しからず 笑 もんじゃはツマミ。酒を呑みに
来たので、煙は欠かせません 笑
この日はもんじゃのみの注文になりました。
月島くんだりでお好み焼きもないだろうと、
もんじゃを数品。画像は土手鍋風牡蠣のもんじゃ。
焼く事に疲れて店の方に頼んでみれば、大粒の
牡蠣が二つ。画像に収める前に木っ端微塵に 笑
土手鍋風なので味噌が利いている訳ですが、出汁と
相まって深みのあるいいお味に。調味料は一切
使わずに、満遍なく混ぜ合わされた牡蠣に舌鼓を
打ちました。
もんじゃに満足してからはふらっとスタンディング
バーへ。今回はアトリエバー ティンさんへ
お邪魔しました。
シンプルで飾り気のない店内は私好みです。
こちらでアイラモルトのハイボールのあと、つと
メニュー黒板に目をやると、フレンチ・モスコ
ミュールとありました。聞き慣れないカクテル
だったのでマスターさんへ尋ねてみると、
門前仲町や月島でここ最近推進しているカクテル
で、ブランデーベースのモスコミュールであると
の事。モスコミュールはモスクワのラバという
意味があり、モスコはモスクワですから、
ロシアの名産であるウォッカがベースになります。
ブランデーはフランスの名産ですから、フレンチ・
モスコミュールとなった訳です。
モスコミュールの定番である銅製マグカップに
生生姜が爽やかに香ります。ブランデーが
ベースという事で、ライム果汁からレモン果汁へ
変えてありますね。これはコストも含めて妥当で
あるといえます。ブランデーのカクテルはどうして
も少し高額になってしまうので、多くの方に提供
しにくいからです。皆さん、ライムって高いんで
すよ。ご存知でした? 笑 それに、ブランデーに
はレモンの方が合います。辛口のジンジャーエール
と生生姜の相性も良く、バランスの取れた
とても美味しいカクテルでした。ご馳走様でした。
という訳で───。
当店も勝手に仲間入りする事に致しました 笑
これまでモスコミュールの生姜はジンジャー
シロップに頼ってきましたが、これからの寒い
時期に向けて、更に生生姜を加えてのご提供と
なります。生生姜は寒さが続く間はホットカクテル
としてもお出ししていますので、皆さんも是非
お試しください。
さて、今回は月島に赴き、まったくタイプの
違う店をハシゴしました。この日、私は酷く
二日酔いだったのですが、迎え酒としては上々の
仕上がりでした 笑 では、また、、
ゆっくり渡ってください^^