月別アーカイブ: 2025年6月

カクテル・ディクショナリー No.17 ホーセズネック

皆さんこんにちは、バー シエールの岡本です。

今回のカクテルはこちら。

CD No.17 ホーセズネック

馬のたてがみを模った。基本、ブランデー

ベースで作るカクテルです。カチ割り氷を四

つ詰めて四肢を作り。馬に見立てる飲み方も

あるとかないとか。有り体に言ってしまえば

ブランデーをジンジャーエールで割っただけ

のブランデージンジャーというシンプルなカク

テルなのですが、レモンのかつら剥きが加わる

ことで、一味も二味も違うカクテルへと

アップデートします。また、馬や酒は競馬と

の親和性が強く。シングルバレルで有名な

こちらのバーボンウイスキーをベースにする

のもまた一興。

バーボンウイスキーでは馬のボトルキャ

ップで有名なブラントン。バーボンウイ

スキーを輩出しているバーボン群はアメリカ

のケンタッキー州です。ケンタッキー州と

いえば、競馬とバーボンウイスキー。ブラ

ントンのボトルキャップはケンタッキー

ダービーを彷彿とさせます。バーではそれに

あやかって、勝負事の前に、ホーセズネック

をブラントンで注文されるお客様が時折いらっ

しゃいます。”験担ぎ”  まあ、そのように

酒を楽しむのもたまには良いのかもしれませ

んね。お試しください。

 

:レシピ(当店)

・ ホーセズネック

ブランデー    40ml

ジンジャーエール 適量

レモンのかつら剥きを大きめの

タンブラーにねじ入れ、カチ割り氷

を詰めてブランデーを注ぎ、ジンジャー

エールで満たしたら軽くステア。

 

では、また、、

カクテル・ディクショナリー No.16 チャーチル

皆さんこんにちは、バー シエールの岡本です。

CD No.16 チャーチル

由緒正しきカクテル。第二次世界大戦の

最中に誕生したカクテルでもあり、時の

イギリスの首相。ウィンストン・チャーチ

ルへ献上されたカクテルでもあります。

イギリスはロンドンのサヴォイホテルで

命名されたこのカクテルのベースはやはり

スコッチウイスキー。イギリスを代表する

カクテルのベースは、名産であるジンやスコッ

ッチウイスキーがしっくりきます。副材料に

スウィートヴェルモット、ホワイトキュラソ

ーにライムジュースと。甘味寄りの酸味で繊細

なバランスが取られているカクテルですから、

ベースとなるスコッチウイスキーに個性は

無い方が良いでしょう。ブレンデッドウイ

スキーをお勧めします。ナイトキャップや

葉巻に合わせるのも良いでしょう。お試し

ください。

 

:レシピ

・ チャーチル

スコッチウイスキー   30ml

スウィートヴェルモット 10ml

ホワイトキュラソー   10ml

フレッシユライムジュース                            10ml

シェイクしてカクテルグラスへ。

 

では、また、、