時短営業の延長。

 

こんにちは、バーシエールの岡本です。

ここにきて第4波ということで、再度

時短営業の延長になります。

4月1日〜4月21日まで、営業時間は、

17時30分〜21時00分までになります。

終わりがあると信じて、またよろしく

お願いします。

二十周年という事で。

 

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

昨年の緊急事態宣言から、あと半月もすれば

一年となりますね。何というか、初めての

事が多過ぎて戸惑うばかりの一年でした。

ともあれ、完全な形ではないものの、当店も

4月2日で二十周年を迎える運びとなりました。

昨年、十九周年のブログで弱音を吐いていた

頃がまだ記憶に新しいです。そこからの一年は

のらりくらりで虚な日々でしたけれど、20

01年にひっそりと産声を上げたあの日から

もう20年も経つのですね。他のお店の方の

心情や事情はわかりませんが、私にとっては

大変な偉業です 笑 何せ飽きっぽいですから。

よくぞここまでといったところでしょうか。

順風満帆とは無縁の人生を歩んできた私にとっ

て、一つの事をここまでやり続けた自分自身に

驚嘆するとともに、このあたりで少しだけ

賛辞を与えてあげたいのです。よくやったと。

2001年という年は、日本経済にとって

最悪の年になると、当時云われていました。

店の開店準備をしている間も沢山の方達に

応援していただきましたが、出会った方達は

口を揃えて言ったものです。まあ、若いから、

ここで失敗しても後があるよね、と。こんな

立派な一枚板のカウンターをこしらえて、

やめるときにはどう処分するのか、とか。

応援するいう体面とは裏腹に、様々な方面

から歯に衣着せぬ辛辣な言葉で罵られました。

まあ、それだけ経済は傾いていましたからね。

老婆心も芽生えるというものです。そこは当時

の私も真摯に受け止めて、そんなに長く続ける

つもりはありませんので、と軽くいなしていま

した。これは本心でもあったのですが、今と

なってみれば、わからないものですね。

この20年を振り返って、印象に残っている

事柄は山ほどありますけれど、経済的なダメージ

を受けていた出来事はやはり強く覚えています。

まず思い浮かぶのは、オリンピックにFIFAワール

ドカップ。日本人の活躍を期待する気持ちとは

別に、暗澹と恨めしく思うのです。スポーツの

テレビ観戦はテレビを置かない我々のような

業態には悪影響しかもたらしません。特に

2002年のワールドカップは日韓共催とは

いえ、自国開催でしたからね。辛かった思い

出しかありません 笑 そして2008年の

リーマンショック。このあたりから領収書を

切っていくお客様が激減しました。私、会社

のお金で飲食した経験がないので、急に自腹

で飲み始めたお客様の態度を目にして、言い

ようのない危機感を煽られたものです。ただ、

この時の経済危機は経済のヒエラルキーでい

えば上方部が瓦解しただけで、我々のような

市井の民衆に体感はなかったかもしれません。

気がついたら収束。と、思っていたら、20

11年に東日本大震災が発生し、経済どころ

か、日常生活が脅かされました。3月11日。

この日は物心両面で冷え込む2月を経て、長

いトンネルを抜け、期待の高まった金曜日でし

た。被害の少なかった当店は店を開けて帰宅難

民を期待しましたが、当店の場合、固定電話を

借りにきた数人のみの来店。早めに切り上げれ

ば良かったものを、意地になって朝まで一人で

過ごしました。そしてこの年、当店は十周年を

迎えたのです。

150人ものお客様に集まっていただき、広い

高層階のレストランを貸し切ってのパーティー

でした。周年は4月なのですが、震災があった

ため、自粛も兼ねて5月に繰り越しての開催

となり、何よりも先に震災の被害者に向けて

黙祷を捧げた事から始まったパーティーでした

ね。司会やBGM、動画の撮影や受付に、ピアノ

やバイオリンによる生演奏も。全てお客様に

手伝っていただきました。今でも思いますが、

あれで良かったのです。主役は私ではなく、

通い続け、店を作り上げてきたお客様一人

一人ですからね。幸い楽しそうにこなしてい

たので心配はしていませんでしたが、、笑

この十周年を機に、お店に来られなくなって

しまったお客様も沢山います。何か区切りの

ようなものを感じてしまったのでしょうね。

しかし、このパーティーは私にとって一生の

思い出となりました。10年経った今、改め

てお礼をさせてください。ありがとうござい

ました。

ここからの10年は本当にあっという間です。

もちろん、細々と営む当店に楽な道などありま

せんでしたから、毎日、毎月、毎年を必死に

こなしてきました。一番の変化はお客様の世代

交代でしょうか。長く続けていけば、通うお客

様の人生にも動きが出てきます。これは避ける

事の出来ない問題で、どうしても、年月の経過

と共に疎遠になっていきますよね。しかし、

それはそれとして、古参の方も大切ですが、

今は新しい世代の若いお客様とも楽しく相手を

させていただいています。年齢的に、一回りや

二回りは当たり前なので、ついていけているか

は疑問ですが、、笑

私がバーという、日本では異色の酒場に夢中

になった頃のように、今一番元気な世代に繋い

でいけるよう、これからも努めて参ります。

この度、二十周年を記念して用意した当店の

ロゴが刻印されたステンレスタンブラーです。

テニス仲間の会社にお願いして作っていただ

きました。本来、こういった記念品は極力作

らない主義なのですが、このご時世で何も

催し物を開く事が出来ませんので、思い切って

挑戦しました。

刻印はあまり目立ちませんので、ご自宅用

にいかがでしょうか。タンブラーではありま

すが、花器としても使えると思います。あま

り数はなく、先着順ではありますが、通って

いただいたお客様にはもれなく差し上げます

ので、是非声を掛けてください。

さて、今回は二十周年のご挨拶と、極めて

恣意的に懐古の旅をさせていただきました。

ただの愚痴ですけどね 笑

上記の画像はその名の通りの本。ノンフィク

ションものです。20年以上前、私が店を始め

るに当たって、叔父が寄贈してくれた本です。

著者は故海老沢泰久さん。1994年に、F1

チームのメンバーに選ばれた男の充実した人

生を描いた『帰郷』で第111回直木賞を受賞

したノンフィクション作家です。こちらの作

品の第一章のタイトルが、バーテンダーはファ

ーザーたれ。何か想像出来ませんか。ここから

先の重苦しく、堅苦しい感じが。残念ながら

私はこの作品に未だ目を通していません。

自宅の隅で堅く時を刻んでいます。何でしょう。

当時から叔父の意図するものは感じられました

が、そもそもが違うのです。バーテンダーとは、

酒と人とを繋ぐただの触媒です。それを父親

だとか、神様だとか通俗的に過ぎるし、不遜に

も程がある。そんな取り上げ方をするから、

ドラマのような演出を気取るお客様が後を絶た

ない。バーもれっきとした飲食店なのです。

もっと自然に、気負い過ぎず、軽妙洒脱にバー

ライフを楽しんでいただきたい。もちろんマナ

ーは必要ですが、バーを日常にするというの

はきっと、才をてらうのではなく、より良い

明日を迎えるためだと、20年経った今も、

私はそう思います。

では、また、、

 

緊急事態宣言解除。

 

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

3月21日をもって国の緊急事態宣言は解除

されますが、営業時短要請はまだ続くようです。

したがって、

3月22日〜3月31日まで、営業時間を

17時30分〜21時までとさせて頂きます。

一時間延びましたね。よろしくお願いします。

では、また、、

更に、緊急事態宣言の延長。

 

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

菅総理の会見をご覧になった方も多いかと

存じますが、更に、首都圏の緊急事態宣言

が延長となりました。これに準拠し、当店も

時短営業の延長を実施致します。したがって、

3月8日〜3月21日まで、営業時間を

17時〜20時までとさせて頂きます。

よろしくお願い致します。では、また、、

緊急事態宣言の延長。

 

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

昨年4月の緊急事態宣言と同様に、今回もまた

延長という事で、当店もこれに従い時短要請を

実施していきます。よって、2月8日〜3月7日

の間の営業時間は、17時〜20時までと

なります。相変わらず、バーとしては厳しい

時間帯となりますが、感染者数は確実に減っ

てきています。もうひと踏ん張りということで、

よろしくお願いします。では、また、、

再度、緊急事態宣言。

 

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

ご周知の通り、新年早々、国から緊急事態宣言

が発令されました。当店もこれに従い、

1月8日〜2月7日までの期間、現在の営業時間

から更に変更致します。この期間の営業時間は、

16:30〜20:00になります。

難しい時間帯になりますが、どうかご了承ください。

では、また、、

年末年始のお知らせ。

 

皆さんこんにちは。バーシエールの岡本です。

かなり悩みましたが、東京都の感染者数が

急増している事もあり、本来ならば30日

までの営業になりますが、本日、12月

29日より、来月1月3日まで、休業と

させて頂きます。急な告知で申し訳ない

のですが、ご容赦ください。

今年は全ての人々にとって、忘れられない

年になりましたね。来年は少しでも良い年に

なればと切に願います。皆さんの元気な顔を

来年も見させてください。では、また。

良いお年を、、

ヤングカリラと黒いエドラダワー。

 

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

どんなに世の中が、いや、世界がコロナ禍に

苦しみ続けていても、時は寸分狂わず刻まれ

ていきます。早いですね。もう 十月も後半に

入りました。ニュースではアメリカ大統領選

の模様が連日報道されています。いやぁ、

○○ンプさん面白いなぁ。陽性反応まで出し

ておいてあそこまで吠えなくてもいいのに。

どうやら劣勢の様ですけど、この方、前回

も逆転勝利を収めていますからね。最後の

最後までわかりませんな。はっきり言って

楽しみです 笑

さておき、私は己の仕事に従事したいと思い

ます。

この見慣れないボトルはロクストンズという

ボトリング会社のシングルモルトウイスキー

で、銘柄はカリラになります。熟成年数は

6年と短期熟成になりますが、アイレイ島の

モルトウイスキーは長期熟成であればいい

という常識だけではその個性を語る事は

出来ません。これはウイスキー。延いては

蒸留酒全般にいえる事ですが、樽熟成が長く

なればなるほど、荒々しさは失われ代わりに

深みは増すのですが、人の好みによっては

若く、荒々しい方が好みだという方も多数

おられます。特にバーボンウイスキーなどは

これに該当しますね。カリラという酒は短期、

長期、どちらに転んでもそれなりに結果は出せ

ていますけど、ことヤングカリラについては私、

良い思い出しかありません。ノンチルフィルタ

ー、カスクストレングス。剥き出しの若いカリラ

を是非お試しください。ワンショット1400円

でのご提供になります。

ボトルを横から見るとこんな表記が、、。

何を意図しているのかわかりません 笑

そしてこちらがシグナトリー社のエドラダ

ワー。この蒸留所は世界一小さい蒸留所として

有名です。2007年からシグナトリー社が

所有しているようなので、こちらもオフィシャ

ル扱いになるのでしょうか。

しかし、黒い。黒々としていますね。ナチュ

ラルカラーと表記があるので、カラメルの

色では無さそうです。その黒さから想像できる

ように、非常に濃厚な香りと甘さを持ち合わせ

ています。シェリー樽熟成、アンチルフィル

ターで、アルコール度数は46度。前述のカ

リラでも触れたこのチルフィルターですが、

冷却濾過の事です。樽熟成で発生した澱(おり

)などを取り除くために行う工程なのですが、

澄んだ琥珀色に戻せるというメリットがある

反面、香りや風味が一部損なわれるという

欠点を持っています。即ち、ノンチル、アン

チルとはこの工程をカットしているという事

を意味していて、冷却濾過を行なっていない

という事になります。所謂、生の状態での

瓶詰めですね。樽熟成してから、瓶詰めまで

の工程を極力削っていく事で、風味豊かなウイ

スキーを提供する事が可能になります。ノンチ

ル、アンチルのウイスキーは年々増えています

ね。これはカスクストレングス(樽熟成後の

加水をカット)と同様に、生のウイスキーへの

需要が高まってるという風潮なのでしょうね。

是非、アンチルの圧倒的な旨みをお楽しみ

下さい。こちらはワンショット1200円での

ご提供となります。

さて、今回はタイプの異なるスコッチウイス

キーを二銘柄紹介致しました。どちらも葉巻

との相性は良好です。葉巻を嗜む方もそうで

ない方も是非お試しください。では、また、、

 

久々のメタクサ・グランドファインとついでにギリシャの話。

当ブログに立ち寄っていただき、誠に

ありがとうございます。こんにちは、

バーシエールの岡本です。今年は中秋の

名月が10月1日でした。過ごしやすい

陽気で見る満月はとても気分が良く、

ついお酒が進んでしまいますね。因みに、

今年10月の満月は、月の満ち欠けサイ

クルの関係で、もう一度あります。基本、

満月は月に一度ですが、こうして稀に

二回目に遭遇する事があります。それを

俗にブルームーンと呼びます。ブルーム

ーンとは、英語のスラングで、稀であり

滅多にない事から、出来ない相談という

意味合いがあります。これは日々の営業

の中で、お客様には伝えてきましたが、

古いカクテルにブルームーンというジン

ベースのカクテルがありまして、この

ような意味合いが込められたカクテル

だけに、バーにて、男性からのアプロー

チを出来ない相談としてスマートに断る

時に注文されていたなんて話が逸話とし

て残っています。やけにお洒落な話では

ありますが、私が断られる立場である

なら、言葉にして欲しいところですが 笑

今月二回目の満月は10月31日だそう

です。興味のある方は是非ご覧になって

みては如何でしょうか。

さて、話が逸れましたが、私、秋が深まる

とブランデーを体が欲します。きっと原料

が季節のフルーツである葡萄であるからな

のでしょうが、日暮れが早く夜が長くなっ

てくると、深い酒が恋しくなるのです。

ウイスキーやラム酒も良いですが、今回は

秋の夜長に愉しむブランデーについてのお話

を少し。ただ、ブランデーと言っても今回は

ちょっと変わり種を用意しました。

こちらはメタクサという、ギリシャの

ブランデーになります。ギリシャでは

最古の蒸留所になるようですが、ギリ

シャでは私、この酒とウゾという、ア

ブサン似たアニス系の酒以外存じ上げ

ないので、最古という文言がいまいち

胸に響きません 笑

ブランデーとは葡萄の蒸留酒の事で、こちら

のメタクサも原料は葡萄です。葡萄品種は

主にユニブランなどの白ブドウを使って

いますが、メタクサの場合、発酵、蒸留後、

マスカットに数種類のハーブ。薔薇の花びら

などをブレンドして熟成されます。そのため

、通常のブランデーと比べて甘く、スパイシ

ーな味わいとなっており、アルコール度数の

強いリキュールのような仕上がりです。そして

メタクサといえば、画像にもあるように、こち

らの陶器ボトルが特徴的。ガラスの瓶のメタ

クサも存在しますが、時代の流れと共に見なく

なりました。

こちらは数年前までのメタクサ・グランド

ファイン。昔はメタクサ・グランドオリンピ

アリザーブに使われていましたが、いつしか

グランドファインが詰められるようになり

ました。

こんな感じです。主力商品はグランド

ファインでしょうから、メタクサの代名詞

ともいえるこの陶器ボトルに移し替えた

のでしょうか。まあ、こちらとしては正直、

どちらでもいいです 笑 味の開きはほぼ

ないものと言っていいですから。

今回、当店が久々に仕入れた銘柄はメタ

クサ・グランドファイン コレクターズ

エディションになります。こちらもまた

以前のグランドファインと比べて大差ない

ので、正直どちらでも、といった感じ。

大事なのはメタクサのボトルが陶器である

事と、この独特な甘やかさを持ったブラン

デーが日本で飲める事なのです。

ブランデーの世界的シェアは断トツで

フランスのコニャック、又はアルマニャック

のブランデーになります。アルメニアという

国で製造されているアルメニアブランデーも

次いで有名ではありますが、こちらはアルメ

ニアンコニャックという触れ込みで製造販売

していますから、謂わばコニャックの模倣。

メタクサとは全く異なるものです。メタクサ

はそう、ベルモットを蒸留すれば、その

味わいに近づくのかもしれません。原料も

似ていますしね。

こちらのメタクサ・グランドファイン

コレクターズエディション。飲み方は

ブランデーになりますので、ストレート

でお口に運んで頂くのが理想ではありま

すが、甘みが強いので、デザート感覚に

オンザロックで冷やしてからの飲み方も

推奨出来ます。甘くて濃いお酒なので、

葉巻とのマリアージュも期待出来ますね。

お値段ですが、以前のグランドファイン

と比べて少し上がりましたので、当店でも

少し上げてワンショット1300円での

提供になります。是非お試しください。

さて、今回はメタクサをご紹介致しました

ので、原産国であるギリシャについての

考察を少し。

ギリシャ神話、アリストテレスにピタゴラス。

オリンピックなどと、文武に通じ、全西洋文

明発祥の地とされるこの国の魅力はやはり、

エーゲ海とそれを臨む白い街並み。石灰から

なる漆喰壁と、まるでブルーキュラソーを

垂らしたように真っ青な海とのコントラスト

は類稀な異国情緒に溢れています。

1999年に刊行された村上春樹さんの

スプートニクの恋人は、世界遺産にも登録

されている、エーゲ海の南に位置するロドス

島が舞台となっている長編小説で、村上春樹

さんの作品では私が最もお勧めする作品の

一つです。所謂、セクシャル・マイノリティ

である本作のヒロインであるすみれと、

小学校の教師である主人公との変則的な

ラブストーリーで、物語の大団円をロドス

島で迎える事になります。村上さんならで

はのタッチで描かれるギリシャという国の

時の流れが、細部に渡って琴線に触れる

素晴らしい作品です。

こちらがロドス島。生涯の中で一度は

訪れたい島。

そして、こちらの映画もギリシャが

舞台となっております。ネバー・オン・

サンデー。日曜はダメよ、ですね。

こちらは古いです。1960年のアメリカ

映画なので、モノクロ時代になりますね。

この映画は映画本編よりも、同題名である

主題歌を耳にした事がある方がほとんどで

はないかと思います。劇中、ヒロインが

くわえタバコでポータブル・レコードプレ

ーヤーを回し、この曲を流して歌う

シーンがあるのですが、趣があって非常に

強く印象に残っています。ヒロインのイリヤ

は娼婦なのですが、底抜けに明るく、街の

人気者。酔いどれで歌い、踊るシーンが

目立ちますが、この中で先ほど少し取り

上げたウゾという酒が登場します。一気飲み

ですけどね 笑 グラスを叩き割っては飲み

の連続です 笑 タイトルでもある日曜は

ダメよとは、イリヤの商売の話で、日曜日は

休みなので客は取らないという意味があり

ます。当店にもこの曲はありまして、あやか

っている訳ではないのですが、日曜日は

当店もお休みしている事もあり、土曜日の

深夜に掛けたりしていますね 笑 休日至上

主義です。因みに、この映画の舞台はピレ

ウスというギリシャ最大の港町です。当時の

街並みももちろん美しいのですが、いかん

せんモノクロですから、想像力をフル回転

させねばなりません 笑 モノクロは趣が

あって良いのですけどね。楽しみ方がまた

変わってきます。

さて、今回はメタクサとギリシャについて

少し触れました。私の勝手な解釈ですが、

メタクサとウゾという、この国を代表する

酒の流通の推移を、経済復興の指標にして

います。ギリシャは数年前に破綻しています

からね。他人事ながら心配です。何でも、

公務員の数が多過ぎたのが原因とか、、。

これはお国柄としか言いようがありません

が、私たち日本人のように、狭い中で

あくせくと働き、格差社会に埋没していく

国とは考え方そのものが違うのかもしれ

ませんね。ともあれ、メタクサはまだ健在

です。ただ、いつまで飲めるかはわかりま

せん。お早めにどうぞ。では、また、、

 

ウゾですね。今回はあまり触れません

でしたが、またの機会に。

 

スプートニクの恋人

日曜はダメよ