月別アーカイブ: 2023年6月

新入荷。

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

幾つか新入荷のお知らせです。

まずはこちら。アードナムルッカン。スコット

ランドのインディペンデントボトラー。アデル

フィ社が2014年に創設した若い蒸留所です。

エリアはハイランドですね。スコットランド本土

の最西端である、アードナムルッカン半島に位置

します。ピートはあるものとないものをヴァッテ

ィングし、更に熟成はバーボン樽とシェリー樽を

合わせて使用します。その均整の取れた味わい

は、本土の最北端にある蒸留所。オールド

プルトニーを彷彿とさせます。内陸のモルトウイ

スキーの個性をもちながらも、島のモルトウイ

スキーの特徴である潮の香りを併せもつプルト

ニーは、本銘柄よりずっとその違いが顕著ですが、

私はアードナムルッカン程度のバランスが好み

ですね。非常に上品。一昔前前はこれが王道でし

たから。ノンチルノンカラー。アルコール度数は

46,8度。バランスの良いハイランドモルトを

ご所望の方は是非お試しください。

続いてはジンになります。サイレントプール

ローズエクスプレッションというイングランド

のジンですね。ロンドンの南西にサイレントプ

ールという湖が存在し、その畔に蒸留所がありま

す。元々ノーマルのサイレントプールジンの

ボタニカルの一つにドライローズが含まれている

のですが、こちらの銘柄はそれに付け加えて、

フレッシュのローズも使われている限定品です。

美味しいですね。バラのリキュールのように

少しエグ味があったりするのかと予想しており

ましたが、そんなことは全くなく、主張し過ぎな

い程度に溶け込み、ジンの旨みを巧みに引き立て

ております。そのまま飲んでも良し、ジンライム

やトニックウォーターなどで割るのも良いでしょ

う。

最後はこちら。今年は多いですね。またもや辰巳

蒸留所のジンです。こちらはラズベリーが主体の

ジン。毎度個性が強いイメージですけれど、こち

ら側が慣れたのかどうかはわかりませんが、飲み

易いですね 笑 是非お試しください。

さて、今回はこの辺で。では、また、、

新入荷。再入荷。

皆さんこんにちは、バー シエールの岡本です。

いくつか入荷のお知らせです。

まずは、ティーリング・シングルモルト。

アイリュッシュウイスキーですね。こちらは

定番化されたようなのでしばらく楽しめそう

です。元々アイリュッシュウイスキーはスコッチ

ウイスキーと違い、ノンピートの蒸留ですから、

一部のスモーキーなスコッチを除いてみれば、

日本でいう、ニッカとサントリーのような違い

(この場合、後者がアイリュッシュ)があるの

で、もっと売れていてもおかしくないのですけど

ね。飲み易さでいえば一級品です。まだ高騰して

いませんしね。スコッチと同様にウイスキー発祥

地としても名高いアイリュッシュウイスキーです

が、やはりスコッチなどと比べてしまえば、まだ

まだ知名度やシェア率も低いですよね。そこで

アイリュッシュウイスキーの復権を目指して

2012年に設立された会社が、本銘柄のティー

リング社です。瓶詰め業者のスペシャリストが

集結し、ウイスキー業界におけるアイルランドの

復権、独立を目指します。まだ10年ほどの若い

会社ですが、経験値の高いベテラン勢が運営して

おりますので、今後が楽しみですね。こちらの

シングルモルトは、シェリー、ポート、マデイラ

、ホワイトバーガンディ、カベルネ・ソーヴィ

ニヨンの樽で後熟成された5つの原酒をブレンド

しています。ヴィンテージ表記はないですし、

お手頃であることからも、長期熟成では無い

と思われますが、非常に滑らか。アルコール

度数は46度で、割っても楽しめますけどねぇ

、、出来れば割らずに飲んで頂きたい逸品です。

是非一度お試しください。

続きましてこちらはテキーラです。チリ・カリ

エンテという銘柄。レポサドですからアネホ

よりは熟成期間で若干劣りますが、良さが違い

ます。レポサドはアネホより熟成期間が短い分、

フレッシュ感が多分に残っておりますので、

味わいの印象が少し違います。アネホのような

濃厚な熟成を好むのか、それともフレッシュ感

と熟成のバランスの取れたレポサドを選ぶのか。

まあ、こればかりは時と場合ですかね。非常に

バランスの取れたチリ・カリエンテのレポサド

ですが、こちらの銘柄。中身はアハ・トロと

いうテキーラになります。最近見なくなったと

思っていたら、このように化けておりました。

アハ・トロといえばバーボン樽での熟成。納得の

クオリティでまだまだ楽しめそうです。スパイス

感と共にバニラのような甘さも少しありますから、

万能型といえます。ソーダなどで割っても美味し

く頂けますよ。是非お試しを。

最後はこちら。こちらは再入荷ですね。ドン・

フリオのアネホ。こちらもテキーラ。今のところ

無くなれば入荷しております。アガベ100%

のプレミアムテキーラの中で、優良銘柄として

長く存在しています。ただ、少し高騰しましたか

ね。致し方ありませんが、手の届くうちに飲んで

おきたいところ。一昔前と比べれば、日本でも

テキーラは抵抗なく飲める酒になってきましたが、

やはり、まだまだ一般的ではないようです。これ

はテキーラが一気飲みの対象として長く扱われて

きたことが原因として挙げられのかと思われます

が、テキーラもウイスキーや他のスピリッツと

何ら変わりはありません。勢いだけで飲むので

はなく、じっくりと飲んでみると、その深い

味わいを感じることが出来るはずです。本当に

味を知りたいのであれば、ストレートやオンザ

ロック。雰囲気半分、味半分ならばソーダや

トニックウォーターで割っても良いでしょう。

アルコール度数も他の蒸留酒と変わりません。

むしろ平均値でいえばテキーラは低い方なの

です。是非一度、テキーラの扉を開けてみて

ください。きっと満足頂けるかと思います。

さて、今回はこの辺で。では、また、、

新入荷。

皆さんこんにちは、バーシエールの岡本です。

雨の日が続きますね。真夏の炎天下も辛いです

けれど、この蒸し暑さもまたこたえますね。

さて、いくつか新入荷です。

まずこちらは、アイラ・ジャーニーという銘柄。

アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、ブナ

ハーブン、カリラの7年熟成相当の原酒をブレン

ドし、瓶詰めしたアイラモルトのブレンデッド

モルトウイスキーになります。ブレンデッドと

いうだけあって、非常にバランスの取れたアイラ

モルトですね。飲みやすいので、召し上がり方は

問われません。ストレートやオンザロックで飲む

もよし、ハーフロックやハイボールでも美味しく

頂ける逸品となっております。アイラ島の主要

モルトウイスキーがほぼ詰まったウイスキー

です。その名の通り、アイラ島を隈なく旅する

気分でお召し上がりください。

続きましてはこちら。エイコーン ブリュット・

ド・フュー    ジャイアントピート。こちらは

入荷からかなり時間が経っておりますので、

既に半量ほどしか残っておりませんが、掲載を

失念しておりましたので、紹介はさせて頂き

ます。こちらもまたアイラモルトのブレンデッド

となります。ポートワインの樽で寝かせたアイラ

モルトなので、甘口ではあるものの、ジャイア

ントピートがしっかりと利いており、59,5

度という高めのアルコール度数も気になりませ

ん。ソーダや水などで割るのは御法度です。

そのまま飲める方か、オンザロックで勧められ

る方のみ、お出ししています。葉巻にも合いま

すよ。是非お試しを。

さて、今回はこの辺で。では、また、、