こんにちは、シエールの岡本です。今回は店を離れ、先日、仲良くさせていただい
ているお客様二人と訪れた蕎麦屋の紹介を数回に分けてしたいと思います。
とかくBarに通っているお客様の傾向として、嗜好品にこだわりが強い好事家の
方が多く見受けられます。まあ、ジャンルは問わずですが、お話ししていると蕎麦
好きの方も多く、何でしょう、店に対する向き合い方ですかね、Barに通ずるも
のがあるのかもしれませんね。今回は『いちご庵』という私のお気に入りの蕎麦屋
を語っていきます。
私がこの店を訪れるのは基本、夜ですね。夜蕎麦です。まあ、呑むって
ことです。以前は夜しか営業していなかったこの店ですが、今では昼も営業して
いるみたいです。この佇まい。いいですね。住宅街の真ん中にひっそりと開けてい
る店です。内装の写真は撮ることができませんでしたが(忘れてただけで
す・・)、なかなか瀟洒な造りをしております。
突出しです。蒟蒻とマグロのさつま揚げの辛味和えですね。
いきなり旨いです。さすがです。大好きです。のどが渇いて
いたのでビールを注文し、これだけでハートランドの大瓶2本
いかせていただきました。
これです。これなんです。夢に出てきました、これ。『うちのチータラin数の子
スモーク』とマスターは命名しておりました。inというより、onですけどね。
これ、下に敷いてあるのがチータラ(チーズ鱈)シートです。それをパリパリにな
るまで焼いてハーブ系のクリームチーズと数の子のスモークを載せ、仕上げにオ
リーブオイルを少量かけてあります。絶妙なハーモニーってこういうことなんだと
思います。以前、いぶりがっことクリームチーズという組み合わせに感動しました
が、それを越えましたね。酒のあてには最高です。2皿いきました。
この辺りから蕎麦焼酎に切り替えました。冷える夜でしたので、
お湯割りですね。Barではお湯割りのことをトディーと呼びます。
それにしても何でしょうこの手つき。撮影に気負いしたのか、バーテンダー
さながらの所作ですね。ご協力ありがとうございました。次回はまた数品、
いければ蕎麦まで語っていきたいと思います。では・・